協会概要

〈財団法人〉東京労働者福祉基金協会は、東京労働金庫(現中央労働金庫)の創立25周年に当たり、その活動の成果を還元利用するために、都内勤労者とその家族の福祉を増進し、あわせてこれをめざす団体の自主的な福祉活動の発展を図り、もって勤労者の文化的地位の向上に寄与することを目的として、1977年11月に設立されました。


「公益財団法人改革関連法」の施行により2012年4月に〈一般財団法人〉東京労働者福祉基金協会に名称変更を行いました。
『教養文化事業』『福祉・健康・リフレッシュ事業』『奨学金事業』『助成事業』等、各種事業を展開しています。



理事長挨拶

皆さま方には、当協会の運営にご協力賜り、厚く御礼申し上げます。

当協会は、1977年11月に設立し、「勤労者等の社会的、経済的、文化的地位の向上に寄与すること」を目的に事業を進めてきました。2022年4月からは社会経済活動の変化、福利厚生のニーズの多様化などを捉えて事業内容の一部見直しを行い、今日に至ります。
労働者の『労』は、「ねぎらい、いたわり」という意味があります。当協会の事業に対する基本姿勢がここに表されています。昨今のデジタル化、高度化、複雑化によって、働きにくさを感じる労働者が増えています。当協会は、労働者が元気に働き続けるために、その一助として、「ねぎらい、いたわり」の姿勢で事業を進めています。
ここ数年、力を入れている事業は、格差と貧困で厳しい状況に置かれている、ひとり親家庭に対する奨学金の給付金制度です。この事業の位置づけは、現役の労働者の福祉だけではなく、これから成人となる子どもたちに対してエールを送る、意義ある取組みと自負しています。毎年、彼らから感謝の言葉が多く寄せられ、我々の励みとなっております。

当協会の活動へのさらなるご理解とご協力をお願い申し上げまして、ご挨拶といたします。

 

2024年4月

理事長 田村 和彦


ロゴマークコンセプト

福祉の「F」を止まり木に見立て、そこへ幸せを運ぶ鳥「シマエナガ」が止まっている様子をイメージしました。